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データの掲載範囲[収益性]※営業利益率・ROE・ROA・総資産回転率・修正1株利益
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今期の業績予想 | 通期 | 25期+今期予想 | 直近2期+今期予想 |
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収益性タブでわかること
「収益性」タブは、企業の収益性や効率性を分析するのに役立つ下記5項目の指標を、売上高と営業利益とともに最大25期にわたって掲載いたします。
(1) | 売上営業利益率: 売上高に対する営業利益の割合 ※銀行、保険セクターの企業は営業利益が非開示のため、経常利益と売上経常利益率を表示 |
(2) | ROE(自己資本利益率): 自己資本(株主資本)に対する純利益(最終利益)の割合 株主の持ち分に対する収益率を示し、最も重視される財務指標 |
(3) | ROA(総資産利益率): 総資産に対する純利益(最終利益)の割合 企業に投下された総資産がどれだけ利益を獲得したかを示し、事業の効率性をみる指標 |
(4) | 総資産回転率: 売上高を総資産で除した値 企業が総資産をどの程度効率的に活用しているかをみる指標 |
(5) | 修正1株利益: 株式分割・併合を考慮した1株利益。1株利益の連続性を担保します |
これらによって、収益性が向上しているのか、停滞しているのかといったトレンドが一目で読み取れます。また、通期および四半期の「成長性」タブと合わせてご活用いただけば、業績予測の精度をより高めることができます。
例えば、企業の株主判明調査や議決権行使の支援業務で国内トップシェアを誇るアイ・アールジャパンホールディングス <6035> は図1の通り、16年3月期から売上営業利益率をはじめすべての項目が5期連続で上昇していることがわかります。近年、物言う株主(アクティビスト)が存在感を増す中、同社の強みである独自の実質株主判明調査は競合企業の少なさもあって、高付加価値のサービスとして評価が高まっています。これを映して図2にみる通り、この期間の利益成長は売上成長を大きく上回っており、収益性の向上が鮮明です。
また、図3では直近の3四半期で収益拡大が加速しているさまが見てとれます。同社は8月2日に19年4-6月期(第1四半期)決算を発表しましたが、同時に早くも20年3月通期業績の上方修正も行っています。しかし、四半期の収益拡大が加速する中、修正した通期計画の営業利益21.5億円に対して第1四半期だけで進捗率は57.8%に達しており、さらなる業績上振れが濃厚な状況であることがわかります。
業績絶好調に加え、上昇が続き高水準にあるROEやROAも評価されて、株価は今年に入って動意づき昨年末に比べて3.5倍の水準まで跳ね上がっています。
< IRジャパンの通期業績「収益性」 >
図1:通期業績の「収益性」
図2:通期業績の「成長性」
図3:四半期業績の「成長性」
上記は一例にすぎませんが、通期業績の「収益性」と通期・四半期の「成長性」を業績分析のツールとして、銘柄選びの際にご活用いただけると幸いです。
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